
ヤンサン市は「ヤンサン訪問の年」を掲げ、一部のオウルリムギルを整備して開通させたが、トレッキングやウォーキングブームに対応できていないとの指摘が出ている。
5月5日、本紙がムルグム〜ウォンドンを結ぶオウルリムギル10コースを取材したところ、該当のデッキ道を歩く利用者は一人も確認できなかった。
イムギョンデの管理を担う市民は「週末にウォーキングを楽しむ人はほとんど見られない。曲がりくねった地方道に沿ってつなげただけの道に見える」と話す。
オウルリムギル10コースはムルグムからウォンドンへ向かう1022地方道を車でたどると確認できるが、イムギョンデ周辺にはコースの意義や説明を示す案内標識が設置されていなかった。
ある市民は「予算を消化するためだけに工事をして道を作ったのではないか」と批判的に指摘した。
ヤンサン市のオウルリムギル10コースはファンサン公園の「モイカフェ」から始まり、イムギョンデまで続く。デッキ道の延長は1.7km、予算は30億ウォンを投じて造成された。市内のデッキ道としては最初に完成した区間だ。
問題は、こうしたオウルリムギル全体がヤンサン市域に27コースで計画され、循環はするものの明確なテーマが欠けている点だ。
市は昨年、全体の業務を通じてマスタープランを策定した。名品オウルリムギル「二千里」(800km)をつなぐには膨大な予算が必要なため、今回は10コースから整備を始めたという。
全国的にウォーキングブームが続く中、登山道をデッキで単に接続するだけで全国から観光客を呼び込めるかは疑問だ。チョンソンサン、ヨンチュクサン、デウンサンなどの名山を抱えるヤンサン市が、登山道をつなぎ休息やヒーリングを強調するだけでは具体的なテーマが不足しているとの指摘がある。
民間主導で世界的トレイルネットワークWTN(World Trail Network)に登録された「ユラシア日の出道」のような例とも性格が異なる。
ヤンサン市は案内標識設置など探訪路の案内体制構築のため、今年別途7億ウォン(約7,000万円)の予算を計上したが、今後の総額は100億ウォン(約10億円)を超えると見積もられている。
ヤンサン市の担当者は「10コースはイムギョンデ、ヨンファサなど地域の名所をつなぐ初の徒歩道として意義がある。事業は順次進められ、見どころや道の意義を見出す過程だ。全国から観光客を呼び込むつもりだ」と述べた。













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