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野球ファンはグッズを集めるだけでなく、実際に体験する側へと乗り出している。2030世代を中心に体験型消費が主流となり、KBOとコラボする企業のプロモーション手法が目に見えて変化している。
最も目を引くのは、済州・애월(エウォル)にあるグラビティレーシングテーマパーク「9.81パーク済州」だ。3月28日からKBOと共同で「내 꿈은 KBO 981리그 응원단장(私の夢はKBO 981リーグ応援団長)」キャンペーンを展開している。専用チケットを購入すると10球団のいずれかに割り当てられ、パーク内の12種のアクティビティの結果がリアルタイムで球団の勝率に反映される仕組みだ。走行記録やミッション達成度、歓声のデシベルまでAIが収集・分析し、球団間の競争構図を生み出す。

特に「소리질러(ソリジロ)」に相当するアクティビティは、レースのスタート直前に応援の掛け声を一定のデシベル以上で上げると加速ブースターが作動する仕組みだ。「セレモニー」では360度カメラが応援パフォーマンスを撮影し、即座に映像クリップとして提供する。位置認識を使う「응원질러(応援参加)」は、済州を訪れなくてもホーム球団のアプリから参加できる。球団ユニフォームを持参してパークを訪れる来場者が増え、球場の応援風景が済州のテーマパーク内で再現されているという反応が現場から上がっている。キャンペーンは12月31日まで続く。

日常での接点拡大も加速している。フォトイズムはKBOリーグの開幕に合わせ、各球団のマスコットや選手をあしらったフォトブースフレームを発売した。球場の外でも球団とつながりたいMZ世代の需要を狙った商品だ。
CGVはリーグ主要試合を大型スクリーンで生中継し、館内でのユニフォーム着用や応援グッズの使用を許可して劇場を応援空間に変えている。7月のオールスター戦や8月の「野球の日」ビューイングパーティーに続き、ポストシーズンの全試合も劇場で上映する予定だ。
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