現代自動車、最上位トリム「ラウンジ」を優先生産 高収益性を考慮⋯ラウンジは国内販売のみ
” />現代自動車の小型電気SUV、キャスパーエレクトリックは長期の出荷遅延が続いている一方で、最上位トリム「ラウンジ」だけが特に早く顧客に納車されており、その背景に業界の注目が集まっている。
31日、自動車業界によるとキャスパーエレクトリックは現在、契約から納車まで2年以上かかるほど出荷遅延が深刻化している。ベーシックトリムからクロス(オフロード特化モデル)まで、トリムによって20〜25か月待たされる。一方、現代自動車が最近投入した最上位トリム「ラウンジ」の出荷期間は10か月前後で、他トリムに比べ半分程度にとどまる。
同じキャスパーでもトリムごとに納車時期が大きく分かれている。業界内では、ラウンジに搭載される主要部品の供給が比較的安定していることに加え、現代自動車が高付加価値モデルの生産比率を引き上げたために自然と出荷が早まったとの見方が出ている。
とりわけ現代自動車の「収益性重視」の生産戦略が納車期間の短縮に影響したとの評価もある。一般に自動車メーカーは同一車種内でも利益率の高い上位トリムを優先的に生産する傾向がある。キャスパーエレクトリックでもこの戦略が反映され、収益性の高いラウンジの出荷が優先された可能性が指摘されている。
ラウンジの価格は既存のベーシック(プレミアムトリム)に比べ670万ウォン(約70万8,257円)高い最上位仕様で、革シートや高級内装材、外観の差別化要素などで商品性を大幅に高めている。専用デザインのラジエーター・バンパーグリルやラウンジ専用ホイールを装備し、室内にはキャスパーのトリムで唯一天然革シートが採用された。
一部には、新規モデルであるため初期生産分が優先的に割り当てられたとの分析もある。市場ではラウンジに関しては現時点で輸出計画がなく、全量を国内販売に回せる点も迅速な納車につながっていると見られている。
業界関係者は「新車発売後に納車までほぼ2年待たされると、消費者の不満は避けられない」と指摘し、「この点を踏まえ、新たに発売したモデルの出荷を意図的に優先した結果と見られる」と解析した。
ただしラウンジ以外のモデルは現代自動車が輸出台分の確保に注力しているため、出荷遅延が続く見込みだ。最近のキャスパーエレクトリックの納車待ち期間は昨年12月と比べトリム別で2〜4か月程度延びていると把握されている。現代自動車が今年の生産目標台数を拡大したにもかかわらず、キャスパーの出荷量の約90%を海外向けに配分したことが遅延につながっている。
キム・サンウク記者 kswpp@viva100.com













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