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パリセイド、電動シートの挟み事故でリコール
現代・起亜など40万台の大規模措置
欠陥は火災や安全問題へと拡大

パリセイド – 出所 : 現代自動車
現代自動車のパリセイドで発生した電動シートの挟み事故を受け、大規模なリコールが実施される。
今回のリコールは単なる品質問題にとどまらず、安全に直結する欠陥が多数含まれている点が問題だ。特に乗員保護に関わる機能で不具合が見つかり、消費者の不安が高まっている。
業界では、今回の措置を契機に車両の安全システム全般の検査がさらに重要視されると見ている。
電動シート欠陥…
OTAで緊急対応

電動シート調整部 – 出所 : 現代自動車
現代自動車のパリセイドなど2車種、5万7987台で電動シート制御ソフトウェアの設計不備が確認された。シート作動時に乗員や物体との接触を正しく検知できない可能性があり、事故の危険性が指摘されている。
これを受け、現代自動車は20日からOTAによるソフトウェア更新で是正措置を実施している。アップデートで接触検知の範囲を拡大し、シート機能の解除方法も簡素化する。
シートの自動折りたたみ機能はテールゲート開時のみ作動するように変更され、ほかの安全対策も検討中だ。
燃料・電気欠陥…火災危険拡大

パリセイドリコール資料 – 出所 : 国土部
起亜のカーニバルは20万1841台が低圧燃料ラインの設計不良で燃料漏れの可能性が確認された。これは走行中のエンジン停止や場合によっては火災につながる危険がある。
KGモビリティのトーレスなど3車種7万8293台も冷却ファンの抵抗コイルが過熱する恐れが指摘され、既にリコールが実施されている。
BMW 520iなど18車種2万9678台はエアコン配線の設計不良で、フィルター交換時に配線が損傷すると短絡や発火の恐れがあることが判明している。
今回のリコールでは火災に関わる欠陥が多数含まれており、車両の安全性に対する警戒感が高まっている。
安全ベルトまで問題…
全方位欠陥点検

パリセイド 2/3列 – 出所 : 現代自動車
また、現代自動車では追加で安全ベルト関連の欠陥も確認された。パリセイドなど2車種4万1143台で3列左側のシートベルト警告装置が正常に作動しない問題が見つかった。
これは配線設計の不備により、シートベルト未装着時でも警告が表示されないもので、安全基準に適合しない。該当車両は4月10日からリコールが開始される予定だ。
国土交通部は車両所有者に対し、自動車リコールセンターで対象車かどうかと欠陥内容の確認を促している。
業界では、今回の事例は電子制御システムへの依存度が高まる現代の車両構造において、設計段階での検証の重要性を改めて示したケースだと評価している。
















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