
ハンファエアロスペースは、ヨーロッパの無人システム専門企業ミレムロボティクス(Milrem Robotics)とルーマニア向け無人地上車両(UGV)事業で協力することで合意したと15日に発表した。
今回の協力は、従来の火力システム中心の欧州事業ポートフォリオを無人システム分野へ拡大する狙いだ。
契約締結式は14日(現地時間)、ブカレストで開催された国際防衛産業展示会「BSDA 2026」の会場で行われた。
ハンファエアロスペース、ミレムロボティクス、及びハンファエアロスペースのルーマニア法人(HARO)などの関係者が出席した。
欧州やNATO加盟国を中心に多用途の無人システム需要が高まっており、ルーマニアも次世代UGVの導入を進めていると同社は説明した。
両社はそれぞれ保有するプラットフォームを基に協力する計画だ。
ハンファエアロスペースは車輪式UGVプラットフォームのArion-SMET(アリオンスメット)とGRUNT(グルント)を保有し、ミレムロボティクスは実戦で機動性と任務装備の統合能力が評価された履帯式プラットフォームTHeMIS(テミス)を保有している。
両社は現在、従来より大規模な履帯式UGVを共同で開発している。
正式契約に先立ち、ルーマニア現地ではGRUNTとTHeMISを活用した有人・無人複合戦闘システム(MUM-T)の性能試験が行われた。
今回の協力を契機に、ルーマニア内で現地生産および供給体制を構築し、今後欧州市場へ無人システム事業を拡大する方針だ。













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