カスタム設計「ビーナス」「アース」公開
現地企業と連携し自動運転を最適化
長距離需要を見据えEREVも

現代自動車(005380)が専用の電気自動車ブランド「アイオニック」のコンセプトカーを中国で初公開し、世界最大の自動車市場である中国への再攻勢を開始した。
現代自動車は7日から10日まで中国・北京の「現代モータースタジオ北京」でアイオニックブランドのローンチイベントを開催し、新型コンセプトカーを世界初公開したと10日に発表した。現代がアイオニックを中国で披露するのは今回が初となる。
公開されたのは「ビーナス・コンセプト」と「アース・コンセプト」の2モデルだ。ビーナスはセダン型で、金星を想起させる「ラディアントゴールド」カラーを採用。アースはSUVで、地球をイメージした「オーロラシールド」カラーを纏っている。
イベントでは中国の消費者を意識した技術やサービスも紹介された。具体的には、自動運転技術の専門企業モメンタと協業し、現地環境に最適化した自動運転技術をデモンストレーションした点が挙げられる。また、長距離移動の需要や現地の充電インフラに応じた航続距離延長型電気自動車(EREV)関連技術も併せて披露した。
新型電気自動車を中国市場に投入する判断は、現地市場の需要変化を踏まえたものだ。中国の全国的な自動車販売組織である中国乗用車連席会議によれば、今年の中国国内における内燃機関車の需要は905万台と見込まれ、昨年の1129万台から約20%減少すると予測されている。
業界では、現代が中国市場でシェアを回復するには、こうした現地の変化に迅速に対応する必要があるとの見方が強い。現代の中国法人である北京現代の現地市場シェアは、2022年の1.2%から昨年は0.5%に低下している。
一方、同日、仁川のソンドコンベンシアでは「ブレーキテックサミット」が開かれ、協力会社とともに将来のブレーキ技術の方向性についても議論が交わされた。イベントには現代・起亜、現代モービスをはじめ、HLマンド・アウモビオ・KBオートシス・セロン・サンシン・ソハンイノビリティ・ミョンファ工業・ナムヤンネクスモ・サムスン精密など、ブレーキ関連の50社以上の協力会社が参加した。













コメント 多くのニュース