” />韓国のチキンフランチャイズbhcがアメリカ市場で爆発的な成長を遂げ、K-フードのグローバル競争力を改めて示した。
先々月末にアメリカのニュージャージー州でオープンした『ポートリー店』は、既存の現地加盟店の平均売上を280.4%上回り、大ヒットしている。
単純計算でも既存加盟店の売上の約3.8倍に達する圧倒的な成果だ。
この急成長の背景には、アメリカ人の食文化や消費パターンを徹底的に分析して導入した新しい店舗フォーマットがある。
ポートリー店では、チキンをおやつではなく一食として楽しむ現地のトレンドに合わせ、テイクアウトやチキンサンドイッチなど「ミール(Meal)」中心のメニューを前面に出した。
アメリカ人が最も好む部位であるウィングを主力に据え、シグネチャーメニューのプブリングクル(뿌링클に相当)とチーズボールを組み合わせた戦略が当たったと評価されている。
さらに、チキンをソースにつけて食べる「ディッピング」文化を反映し、맛초킹(マッチョキング)、レッドキングなど特化ソース4種を追加して、顧客の細かな嗜好まで取り込んだ。
国内は内実を固め、海外は急速に外形を拡大
こうした海外市場での好業績は、国内市場で収益性の確保に注力している最近の企業の動きと対照をなしており、いっそう注目を集めている。
bhcの2024年の単体ベースの韓国内売上は前年比でわずかに減少し5127億ウォン(約541億6,162万8,000円)を記録したが、営業利益は11%増の1337億ウォン(約141億2,406万8,000円)となり、内実の充実に注力した。
一方で海外法人の業績は規模の大小にかかわらず右肩上がりの勢いを描いている。
米国法人の2024年売上は23億ウォン(約2億4,297万2,000円)で前年比約3倍に達し、香港法人も60%超の成長を示すなど初動の勢いは強い。
国内のフランチャイズ業界が直面する成長停滞の突破口を、海外拠点の確保と現地に合わせた進出戦略に見出しているとみられる。
43店舗突破…実績を牽引する「未来成長ストーリー」
現在bhcはアメリカを含む香港、カナダなど計8カ国で43店舗を運営し、グローバルな勢力圏を急速に拡大している。
米国の6号店であり東部進出の足がかりとなるニュージャージーのポートリー店の成功は、今後北米全域への店舗拡大を後押しする強力な推進力になる見込みだ。
単なるK-フードへの好奇心を超え、現地の日常食として定着し始めた点に大きな意義があると分析されている。
特定店舗の一時的なヒットにとどまらず、差別化されたメニューと導線設計が業績で実証されたため、海外事業が企業全体の外形成長を牽引する中核的な動力となる可能性が高いとみられている。
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