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カナダ東部旅行のハイライトはやはりナイアガラの滝だ。滝の水を思い切り浴びたら、少し息をついてみるといい。時間がゆっくり流れるような不思議な感覚に浸れるだけでなく、まるで名もなきヨーロッパの小さな町をそのまま移してきたような風情も味わえる。旅の楽しさが二倍になる場所が近くにあるのだ。
ナイアガラの滝から車で40分ほどの距離にあるナイアガラ・オン・ザ・レイク(NOTL・Niagara On The Lake)は、「カナダで最も美しい小さな町」と称され、町の至る所に美しさがにじむ。メインのクイーンストリートを中心に、1日かけてゆっくり歩けば十分楽しめる。日差しが差す古い街並みと馬の蹄の響きが調和する、ヨーロッパ風の町へ出かけよう。
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01 クイーンストリート Queen Street |
ナイアガラ・オン・ザ・レイクを訪れるなら、中心はクイーンストリートだ。1864年開業のビクトリア様式プリンス・オブ・ウェールズホテル、19世紀の姿をそのまま残すナイアガラ薬局(Niagara Apothecary)、古い裁判所の建物や戦争記念碑が通りに沿って並ぶ。端的に言えば、この街の心臓部である。
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
特に季節に応じて花で飾られる並木道沿いには、かわいらしいブティックやカフェ、レストランが並び、ただ歩くだけで時間をさかのぼったような気分になる。春や夏は花かごが通りを彩り、秋は紅葉、冬はクリスマスの飾り付けでいっそう風情が増す。まるで映画や漫画に出てきそうな典型的なヨーロッパ風の町並みが、この通りに広がっている。
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
この雰囲気を最もよく味わうには、のんびり歩くのが一番だ。車より歩行者優先の空気が強く、ゆっくり見て回るには最適だ。主要な観光スポットの多くがクイーンストリート周辺に集まっているため、歩き回る動線も組みやすい。ただし、午後より午前に訪れるのがいい。ほとんどの店舗が午後5〜6時には閉まってしまい、十分に楽しめない可能性がある。
Queen St, Niagara-on-the-Lake, ON L0S カナダ
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02 クイーンズ・ロイヤル・パーク Queen’s Royal Park |
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
クイーンストリートを歩くと、遠くにまるで海のように広がる川が見えてくる。ナイアガラ川とオンタリオ湖が出合う地点だ。クイーンズ・ロイヤル・パークと呼ばれるこの場所は、川沿いに緑の芝生と散歩道、白いガゼボが並ぶ。白いガゼボは日本でいう亭にあたり、雰囲気が美しいため数多くの映画やドラマのロケ地にもなっている。冬を除けばウエディング撮影に訪れる人も多い。
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
川の向こうには米ニューヨーク州のオールド・フォート・ナイアガラが見え、距離感のある開けた眺望が爽快だ。手入れの行き届いた芝生でピクニックを楽しんだり、夕暮れに川面を染める夕焼けを眺めれば、深いロマンに浸れる。
45 Front St, Niagara-on-the-Lake, ON L0S 1J0 カナダ
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03 センティナル・キャリッジ・ツアー Sentineal Carriage Tour |
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
ナイアガラ・オン・ザ・レイクを「街らしく」味わうなら、馬車ツアーが有効だ。馬車に揺られて町をゆっくり回り、ビクトリア様式の建物や古いホテル、教会を眺めるコースが用意されている。1989年から続くセンティナル・キャリッジ・ツアー(Sentineal Carriage Tour)が代表例だ。
馬車はオールドタウンのヘリテージ地区をゆっくり巡る。歩くより少し速い程度の速度なので、写真を撮る余裕もある。馬丁と熟練のガイドが同行し、町の歴史や主要建築、有名人について説明してくれる。クイーンストリートの主要スポットを通り、オンタリオ湖沿いのウォーターフロントや趣ある住宅街の路地まで見て回る。ツアーは15分、30分、45分、1時間など多様で、料金は55カナダドル(約6,000円)〜170カナダドル(約18,000円)と幅がある。1台の馬車は最大4〜6人乗車でき、家族やカップル向けだ。
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
運行は5月〜10月の午前10時からだが、天候によってスケジュールが変わることがあるため事前予約が望ましい。余裕があるなら午前は徒歩で町を回り、夕方に馬車で再訪するコースが狙い目だ。
220 King St, Niagara-on-the-Lake, ON L0S 1J0 カナダ
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04 カウスアイスクリーム COWS |
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
NOTLの町で口寂しくなったら、カウスアイスクリーム(COWS)へ立ち寄るといい。プリンスエドワード島(PEI)発祥のプレミアムアイスブランドで、「カナダで最もおいしいアイスクリーム」と評されることもある。
30種類以上のフレーバーが揃い、選ぶ楽しみがある。バニラにイングリッシュトッピングとキャラメルカップを加えたGooey Mooey、マンゴーソルベ、PEIブルーベリー、メープルウォルナットなどが人気だ。店内にはカウスのキャラクターである牛をモチーフにしたユニークな土産も多い。
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
Tシャツや冷蔵庫マグネットなどカラフルなグッズで店内は賑わい、アイスを味わいながらショッピングも楽しめる。店がクイーンストリートの中心にあるため、混雑時は20〜30分は並ぶのが普通だ。
44 Queen St, Niagara-on-the-Lake, ON L0S 1J0 カナダ
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05 ジャストクリスマス Just Christmas |
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
クリスマスの雰囲気が好きなら、ぜひ立ち寄るべき店がある。1985年開業で40年以上続く、カナダで最も古い通年クリスマス専門店ジャストクリスマス(Just Christmas)だ。年中クリスマスの空間が広がる店内には、ツリートッパー、LEDウォールアート、サンタや雪だるまのフィギュア、ランタン、オーナメントなど5,000点以上の関連アイテムが並ぶ。
特に人気なのは名前入りのオーナメントをその場で手描きしてくれるサービスだ。ガラスボールに名前と日付をハンドペイントで入れてくれる。訪れるたびにコレクションが入れ替わるので、何度でも足を運びたくなる。カナダらしい要素を取り入れたオーナメントは旅の記念にもなる。
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
一方で気を付けたいのは、オーナメント類の価格が高めという点だ。欲張ってカゴに入れていくと会計時に驚くことがある。予算を抑えたいなら、店の裏手にあるセールコーナーをチェックするといい。購入しなくても、撮影に適したスポットが多いので写真を残すだけでも満足できる。
34 Queen St, Niagara-on-the-Lake, ON L0S 1J0 カナダ
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06 シャトー・デ・シャーム・ワイナリー Château des Charmes |
ナイアガラ・フォールズ近郊はカナダ有数のワイン産地だ。その中でもシャトー・デ・シャーム(Château des Charmes)は、フランス風の雰囲気とアイスワインで知られる代表的なワイナリーだ。
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
1978年創業で、ほぼ半世紀にわたり続くこのワイナリーは、ポール・ボスク(Paul Bosc)がカナダで初めてヨーロッパ種のブドウを植え、訪問者にワイナリーを公開した先駆者的存在だ。ボスク家の哲学のもと、セント・デイビッド・ベンチ地域のテロワールを反映したスパークリング、白、赤、アイスワインまで多彩なラインナップを揃える。
ワイナリーツアーは大きく二つに分かれる。発酵セラーや地下のオーク樽庫を見学するシグネチャーツアーは、ワイン5種の試飲と専用テイスティンググラスの贈呈が含まれる。45分のフライトテイスティングではエステートVQAのワイン4種を味わえる。屋外カバナでぶどう畑の眺めを楽しみながらの試飲も人気だ。
写真 = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者
事前予約を推奨するが、当日訪れて参加することも可能だ。プログラムに参加せず、広いぶどう畑とヨーロッパ風建築を背景に写真を撮るだけの訪問者も多い。特にナイアガラ名物のアイスワインは旅行者に人気だ。
1025 York Rd, Niagara-on-the-Lake, ON L0S 1P0 カナダ
ナイアガラ・オン・ザ・レイクは、日常の雑事に疲れた人や、ゆったりとした時間を求める人にうってつけの場所だ。クイーンストリートからジャストクリスマスまでの徒歩距離は約2kmで、3〜4時間あれば主要スポットを回れる。車で15分ほどのシャトー・デ・シャーム・ワイナリーまで足を伸ばせば、半日から1日でこの町を満喫できる。ナイアガラの滝観光の後、余裕があるならナイアガラ・オン・ザ・レイクを加えると、東カナダ旅行の味付けが変わるだろう。
ナイアガラフォールシティ(カナダ) = チャン・ジュヨン 旅行+ 記者













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