” />長年勤めた職場を離れ、初めて手にした自由──その貴重な時間をどう過ごすか迷う人は多い。退職者のバケットリストで断トツの1位は、やはりヨーロッパ一周だ。1か月ではヨーロッパ全土を回るには足りないが、ある地域の深みを味わうには十分な日数だ。
急ぎすぎず、ヨーロッパの多彩な魅力を余すところなく味わう、30日間のゴールデンルートを提案する。
イギリス & フランス
” />ヨーロッパ旅行の最初の玄関口として最もおすすめなのはロンドンだ。直行便が多く、移動の負担が少ないうえ、英語が通じるため現地での適応もスムーズだ。
ロンドンには4〜5日滞在し、大英博物館やテート・モダンを巡り、夕方はテムズ川沿いを散歩して退職の解放感をかみしめよう。
その後ユーロスターでパリへ移動。パリは言わずと知れた芸術の都だ。ルーヴル、オルセー、モンマルトルの丘、セーヌ川のクルーズ、ヴェルサイユ宮殿など、正直パリだけで1か月あっても足りないほどだ。ただし、有名観光地や地下鉄駅でのスリには十分注意すること。
スイス
” />パリの予定を終えたらTGVでスイスへ。インターラーケンやグリンデルワルトを拠点に3〜4日滞在するのがおすすめだ。アルプスでさまざまなアクティビティが楽しめる。
特にユングフラウやフィルストに登り、目の前に広がる万年雪を眺めれば、日々の悩みやストレスがいかに小さかったかを実感するだろう。
退職後のヨーロッパ一周で、スイスはまるで休符のような場所だ。移動ばかりで詰め込むのではなく、湖畔を散歩したりクルーズに乗って澄んだ空気を浴び、心身をリセットすることに重点を置きたい。そこで得た静けさは、韓国に戻ってからも忘れられない記憶になる。
イタリア
” />イタリアほど多様な魅力を持つ国はほかにない。スイスから越えた瞬間に空気が一変する。ミラノを出発点にヴェネツィア、フィレンツェ、ローマへと巡るコースは、都市ごとに異なる表情をじっくり感じさせる。
特にフィレンツェからローマへ移る際には、送迎付きツアーで近郊のトスカーナの小さな町まで足を延ばすと良い。サイプレスの並木の間を抜けるドライブは多くの旅行者が絶賛するルートだ。
またローマで時間があれば、日帰りで南部へ出て海辺の時間を楽しむのもおすすめだ。
チェコ & オーストリア
” />ヨーロッパ一周の後半は、比較的物価が安い東欧が中心だ。代表的な国としてチェコやオーストリアがあり、必要ならハンガリーまで足を延ばすこともできる。クラシックな魅力のオーストリアを経て、ロマンチックなチェコの夜は、1か月の旅の締めくくりにふさわしい。
東欧の国々は西欧に比べて静かな魅力が残る。これまでの旅を振り返り、これからの人生をじっくり構想する時間が持てるだろう。チェコの冷えたビールを一杯傾けながら、旅の記録をつけ、自分をねぎらう時間にしたい。
退職後の1か月間のヨーロッパ一周は、見知らぬ土地で自ら決断を下し、予期せぬ出来事を一つずつ乗り越えることで自分と向き合う旅になる。韓国へ戻る飛行機の中で、以前よりもしっかりした自分に気づくだろう。この新しい旅を、今すぐ始めてみてはどうか。













コメント 多くのニュース