

ソウルに住む40〜50代の中年のうち、5人に1人が未婚であることが分かった。
ソウル市は、ソウルサーベイと国家データ処の資料を分析した報告書『ソウル市 中年未婚の暮らし』を、ソウルオープンデータ広場で最近公開した。
ソウル在住の40〜50代中年、5人に1人が「未婚」
ソウル市の報告書によれば、2024年時点でソウルの40〜59歳の中年人口は約274万299人で、総人口(内国人基準896万8153人)の約31%を占める。
このうち未婚は約56万人で20.5%を占めた。未婚比率は2022年の18.3%、2023年の19.4%に続いて増加傾向にある。特に中年の男性における未婚比率は24.1%で、女性の16.9%を上回った。
中年未婚人口に占める一人暮らしの比率は、2015年の61.3%から2025年の80.5%へと10年で大きく上昇した。親などと同居する2世代以上の人口は同期間に33.5%から17.7%へ減少した。
1人暮らしで未婚の中年を職業別にみると、管理・専門職とホワイトカラーの比率が2015年の53.9%から2025年の66.9%へ増加した。2世代以上の世帯でも同職種の比率は2015年の64.4%から2025年の71.4%へ上がったが、増加の勢いは1人暮らしほど顕著ではなかった。

ソウル市は、この変化について「職業的安定性と経済的基盤を備えた層が独立居住を選択する傾向が確認された」と分析した。
職業的安定性と経済的基盤を備えた層が独立居住を選ぶ傾向を確認
中年の未婚一人暮らしの「地域社会への所属感」は10点満点で3.4点と、既婚の夫婦世帯(4.3点)より低く、社会的ネットワークが相対的に脆弱であることが指摘された。40代の男性未婚一人暮らしは3.0点で最も低かった。団体活動への参加率も未婚一人暮らしが76.2%で、既婚・有子世帯の83.3%を下回った。
ソウル市は今回の分析結果を踏まえ、中年未婚世帯への支援策を検討すると表明した。合わせて、一人暮らしの中年が一般的な形態として定着し、非婚が日常化する人口・世帯構造に対応したカスタマイズされた政策を拡充するとしている。現時点でソウル市は、ソウルマインド便利店、孤独安心120、365日ソウルチャレンジなど、市民の孤独や孤立を防ぐ事業を展開している。
これに関連して、カン・オクヒョン(ソウル市デジタル都市局長)は聯合ニュースに対し、「中年未婚はもはや例外的な集団ではなく、ソウルの新たな世帯基準になっている」と述べ、生活の安定のみならず社会的関係や情緒的支援を含む政策的対応の必要性が高まっていると指摘した。
増加する「中年未婚」の背景
中年未婚が増えている理由について、専門家は結婚を人生の必須過程とみなす意識が薄れ、個人の選択や自律性を重視する風潮が強まったことを挙げる。
経済的負担も大きい要因だ。住居費や生活費の高騰で、結婚や出産、家族養育にかかる費用を負担できないと感じる人が増えた。安定した職と収入が確保されるまで結婚を先送りにする傾向が、中年で未婚になるケースにつながっている。また、女性の経済参加の増加や教育水準の向上により、結婚に頼らず自立して暮らせる環境が広がった点や、離婚や非婚に対する社会的視線の緩和も影響している。
専門家は、結局のところ中年未婚の増加は個人の選択だけの問題ではなく、価値観の変化、経済的現実、家族形態の多様化が絡み合った社会的な流れだと述べている。













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