
1年前の2025年4月1日、20代の未婚の母親が生後2か月の乳児を自宅に一人残して外出している間に乳児が死亡した事件について、警察が捜査に乗り出した。この日、京畿南部警察庁・女性青少年課は、児童虐待の処罰等に関する特例法違反の容疑でA氏を刑事事件として立件した。
A氏は昨年3月29日夜から翌日未明にかけて約5〜6時間、韓国・水原市(スウォン)ヨントン区にある自宅に生後2か月の女児Bちゃんを残して外出し、子を放置した容疑を受けている。
◇ 「赤ん坊がよく眠っていたので外出した」 = 妹と酒を飲みに出かけていたA氏は、帰宅後に乳児が呼吸していないのを確認して119に通報した。出動した救急隊は心停止状態のBちゃんを病院に搬送し、警察にも協力を要請した。
病院に搬送されたBちゃんは翌日である3月31日午前2時18分ごろ、死亡が確認された。Bちゃんの遺体に目立った身体的虐待の痕跡は見つからなかった。警察が国立科学捜査研究院に遺体の解剖を依頼した結果、Bちゃんは急性肺炎で死亡したと推定された。
当時、A氏は警察の取調べで「普段、深夜から未明にかけてはよく眠るので外出した」と供述している。帰宅後、赤ん坊が空腹のように見えたためミルクを与えようとしたが激しく泣き、その後咥えていたおしゃぶりを舌で押し出し、唇が青ざめて次第に身体が弛緩したため119に通報した、と述べている。
警察は、当時同行していたA氏の妹についてはBちゃんの養育の責任はないと判断し、立件しないことにした。
◇ 予防接種が一度も行われていなかった = 昨年12月、警察はA氏が出産後に必要な医療接種を一度も受けさせないなどしてBちゃんを放置し、死亡に至らせたと判断し、児童虐待の処罰等に関する特例法違反(児童虐待致死)の容疑でA氏を逮捕せずに送致した。検察は最近、A氏を起訴したと伝えられている。殺意がない場合に適用される児童虐待致死罪の法定刑は無期懲役または5年以上の懲役である。
一方、A氏はBちゃんを妊娠して間もなく、Bちゃんの生父で元交際相手のC氏と別れ、単独で出産したと伝えられている。その後、飲食店のアルバイトで得た収入と政府や地方自治体から支給される各種手当を受けてBちゃんを育ててきたと把握されている。














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