
社団法人コリアンパシフィックフィルハーモニックオーケストラ(KPPO)が今月9日午後5時、ソウル江南区の光林アートセンター長天ホールで第4回定期演奏会『四季緣』を上演する。
今回の公演は「人生はひとつの季節のように流れる」というメッセージを軸に、誕生と成長、愛と回想という人生の段階を描く感性重視のオーケストラ舞台だ。
家庭の月である5月に合わせ、親と子が共感し対話できるファミリー向けの公演として企画された。

『四季緣』は人生の旅を四季になぞらえて構成するのが特徴だ。春は誕生と幼年、夏は青春と飛躍、秋は成熟と実り、冬は家族と献辞を象徴する。
各季節ごとに異なる感情と物語を織り込み、観客が自身の人生を自然に思い返せるように設計されている。
舞台では正統クラシックとポピュラー音楽が調和する多彩なレパートリーが披露される。ヴェルディ、ベートーヴェン、メンデルスゾーンといった巨匠の作品に加え、映画のOSTやクロスオーバー曲も取り入れ、親しみやすく幅広い音楽体験を提供する予定だ。
特に今回はクラシックの敷居を下げ、世代を超えて楽しめる構成を目指している。奥行きのあるオーケストラサウンドに大衆的な感性を加え、難解ではないが高水準の公演を届ける計画だ。
指揮はコリアンパシフィックフィルハーモニックオーケストラのカン・ウォンホ団長が務める。サックス奏者のヨ・ヨハン、バンドネオン奏者のキム・ジョンワン、ボーカリストのハナリンとキム・ギソンら多彩なアーティストが共演し、舞台を完成させる。
カン・ウォンホ団長は「今回の公演は親世代には過ぎ去った人生への慰めと賛辞を、子ども世代には家族の大切さを伝える時間になるだろう」と述べ、「音楽を通じて世代間の共感と対話を導く温かな舞台を作りたい」と語った。
コリアンパシフィックフィルハーモニックオーケストラは2018年夏に創団した民間の演奏団体だ。創団初年に社団法人として発足し、3年でソウル市指定の専門芸術法人に昇格するなど、その実力と競争力が認められている。海外の有力芸術大学で最高演奏者課程を修了した専門奏者が団員として参加し、高水準の演奏を続けている。
オーケストラ名に込められた「パシフィック(Pacific)」は、「太平洋」と「平和を愛する」という意味を併せ持つ。これを基盤にコリアンパシフィックフィルハーモニックは、音楽を通じて平和のメッセージを発信する文化芸術団体としての存在を目指している。
今回の定期演奏会は芸術性と大衆性を兼ね備えた舞台で、家庭の月に合わせ世代が共に共感できる特別な感動を提供すると期待される。
キム・ドンウク記者 east@viva100.com













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