BMW上昇・メルセデス・ベンツ下落…勢力図の変化
ブランドより「体験」が選択基準に
プレミアム市場の基準が再編される兆し

BMWとメルセデス・ベンツのブランド評価は、韓国の輸入車市場で鮮明に分かれた。
コンシューマーインサイトの調査では、BMWが2025年に「イメージが好転したブランド」で1位(37%)を記録し、上昇傾向が続いている。
一方、メルセデス・ベンツは同期間に42%から20%へ急落し、順位も1位から5位に押し下げられた。
メルセデス・ベンツ、否定的認識が急増…信頼が揺らいでいる

メルセデス・ベンツの下落は単なるイメージの変化に留まらず、構造的な問題だと分析されている。
「イメージが否定的に変化した」との回答が9%から29%へと3倍超に増え、消費者の信頼が急速に揺らいだ。
電気自動車の火災問題やバッテリーを巡る論争、相次ぐリコールやアフターサービスの不備などが複合的に影響した結果だ。
特にここ2年で否定的認識が集中して増加した点が目立つ。
BMW、製品・マーケティング戦略が功を奏した

BMWは製品とマーケティングの両面で迅速に手を打ち、巻き返しに成功した。
新型5シリーズの安定した市場定着とオンライン販売の拡大、限定版戦略などが若年層の支持を引き出した。
結果として否定的認識は6%まで低下し、ブランドの信頼度も大きく改善された。
これは単なるイメージ改善ではなく、戦略的な成功事例として評価されている。
プレミアム基準の変化…
「総合的な体験」が重要

今回の結果は、プレミアム自動車市場の基準が変わりつつあることを示している。
かつてはブランドやエンブレムが購買に影響したが、今は品質やサービス、購入体験まで含めた「総合的なブランド体験」が核心になっている。
業界は、こうした変化に対応できない企業は、既存の強者であっても市場から急速に退場する可能性があると分析する。
BMWの上昇とメルセデス・ベンツの下落は、その変化を端的に示す事例として評価されている。
















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