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アメリカ・イランの交渉の仲介国であるパキスタンが、決裂に備えてサウジアラビアに戦闘機などを配備したことが判明した。
サウジアラビア国防省は11日(現地時間)、空軍戦力がサウジ東部ダラン地域のキング・アブドゥルアジーズ空軍基地に到着したと発表した。これは昨年9月17日に両国が締結した戦略的相互防衛条約(SMDA)に基づくものだ。サウジに到着したパキスタンの戦力は戦闘機や空中給油機などの支援航空機だと、サウジ国防省は説明している。
サウジ国防省は、両国軍の連合軍事協力を強化し、作戦準備態勢を向上させ、地域と国際の安全・安定に寄与することを目的としていると述べた。
両国はこの日、パキスタンのイスラマバードで開かれる米・イランの休戦会談を前に、パキスタンの空中戦力をサウジに配備した。パキスタンは米・イランの交渉を仲介しつつも、協議が決裂した場合に地域の軍事的緊張がさらに高まるとみて、SMDAを根拠にサウジへ軍用機を増強したと見られる。
また、サウジ政府は東西横断の送油パイプラインによる原油輸送能力が1日当たり約700万バレルの水準で完全に正常化したと発表した。イランは8日、ホルムズ海峡の主要迂回路である東西横断の送油パイプラインを攻撃し、約10%の輸送能力を破壊した。
一方、イシャク・ダル・パキスタン副首相兼外相は12日午前、J.D.バンス米副大統領による交渉決裂の発表を受けて声明を出し、「双方とも休戦の約束を必ず守り続けなければならない」と呼びかけた。
ダル外相は「双方がこの地域全体とその先まで持続的な平和と繁栄を実現するため、前向きな精神を保ち続けることを望む」と述べた。
また「休戦達成のためのパキスタンの努力と仲介役割を評価してくれた双方に感謝したい」と述べ、「パキスタンは今後もイランと米国間の意思疎通と対話を促進する役割を果たし続ける」と強調した。













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