どこへ行くにも、服は事前に整えておくべきだ。背景が変わってもコーデがぶれない──今週の3枚がそれぞれのやり方でその方程式を示している。
東京の街角ミラーでのセルフィー、ブラックレザージャケットとカーゴパンツ
ガラスに漢字があしらわれた東京の街角のミラーの前でセルフィーを撮っている。シワ感のあるテクスチャのクロップド黒レザージャケットの裾から、カーキのカーゴワイドパンツが落ちる。マルチポケットのユーティリティシルエットのパンツはウォッシュ加工でヴィンテージなムード。ブラックレザーのビッグバッグを片肩に掛け、オリーブトーンのキャップにはクリスタルの装飾がアクセントになっている。ピンクのレオパード柄スマホケースが、オールブラック×オールカーキの組み合わせのなかで唯一の温かみを添えている。旅先のエキゾチックな背景がこのルックをより際立たせている。
ニューヨークの壁画前の横断歩道、イエローのカラーブロックハーフジップ
背景はニューヨークのスカイラインを描いた壁画、その前の横断歩道で撮られている。イエロー・ホワイト・ネイビーの3色が横に配されたナイキのハーフジップスウェットが主役だ。ボトムはライトグレーのワイドパンツで力を抜いた装いに。ホワイトスニーカーが足元を軽やかにまとめる。ニューヨークの背景とカラーブロックの上着が絶妙に馴染む――計算されたようで計算していない、その余白がこのルックの魅力になっている。
メルボルンのヴィンテージ列車で、パープルのロングトレンチコート
オーストラリア・メルボルンと見られるヴィンテージのスチーム列車のプラットフォームで捉えられた一枚。ディープパープルのロングトレンチコートが主役で、袖裏のホワイトストライプがちらりと覗く。ボトムはライトブルーのワイドデニム、足元はマルチカラーのスニーカーで仕上げている。頭にはマスタードイエローのキャップをのせ、サングラスをキャップに掛けてアクセントを加えている。マルーンとイエローのヴィンテージ列車の色味とパープルのトレンチが一つのフレームで絶妙に揃う。
東京のカーゴパンツ、ニューヨークの壁画前のカラーブロック、メルボルンの列車のパープルトレンチ。旅先は違っても共通点は明白だ──背景に負けないルックが最高の旅コーディネートになる。








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