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【더구루=ナ・シンヘ記者】 キャンプ好きなら一度は購入を検討するピックアップトラック。起亜(キア)初の本格ピックアップ、タスマンをオンロードからオフロードまで実際に走らせ、キャンプも楽しんだ。2日間の体験でタスマンの長所と短所がはっきり見えた。ピックアップらしくない利便性と、ピックアップらしい険路走破力を同時に味わえる。
◇ タスマン向けに企画されたプログラム「タスマン インテンシブ」
起亜初の本格ピックアップであるタスマンの魅力を余すところなく体感する1泊2日のドライビングプログラム「タスマン インテンシブ」が忠清南道・泰安(テアン)のHMGドライビングエクスペリエンスセンターで開催された。HMGドライビングエクスペリエンスセンターは泰安の韓国テクノリング走行試験場に位置し、8つのドライビング体験コースを備え、韓国内で最大規模のブランドドライビング施設だ。車で15分の距離に青浦台(チョンポデ)海水浴場などがあり、夏の休暇シーズンに合わせて訪れるのにも向いている。
タスマン インテンシブはタスマンのために企画されたプログラムで、険路を走るピックアップの利点と家族や恋人と楽しむ日常的な使い方の両方を盛り込んでいる。試乗車はオフロード特化トリムのタスマン X-Pro モデルだ。基本の4WDと比べて最低地上高が28mm高い252mmで、オールテレーンタイヤを標準装備している。さらにエクストレック(X-TREK)モード、ロック(Rock)モード、グラウンドビュー・モニターなど、険路専用の仕様が搭載されている。

◇ オフロードドライビングテクニックの講習
プログラムはオフロードドライビングのテクニック講習から始まった。実走行に先立ち、車両機能の使い方を専門インストラクターから教わる。詳細な指導があったため、オフロード経験がなくても安定してコースを完走できた。
オフロードコースは坂道・砂利・砂地・バンピー・水路区間で構成される。とりわけ印象的なのは坂道だ。最大勾配約35度の丘を上り下りするため、地面が目視できないこともある。このときにグラウンドビュー・モニターが威力を発揮する。前方カメラで撮った映像を車両の移動に合わせて地面部分を広いモニターに表示するため、路面状況や車両位置を確認して自信を持って走れる。エンジントルクとブレーキ油圧を制御して低速走行を維持するエクストレックモードも見逃せない。特に下り区間ではブレーキペダルを操作せずとも滑らかに降りられ、山岳地形での走破が容易になる。

◇ スリル満点のグラベルロード体験
コース走行の後はグラベルロード体験に移る。助手席に座り、インストラクターのスリリングな走りを全身で体感した。タスマンの性能を五感で確かめられる区間だ。豪雨注意報が出る天候でも、オールテレーンタイヤを装着していたため、すべてのコースを無理なく走破できた。雨に濡れた砂利場を時速約80kmで攻め、ドリフトを決め、水たまりを次々越えていく体験はここでしか味わえないプレミアム感を提供する。普通のアトラクションを越える刺激がある。

◇ 一般道走行で日常の体験にまで
日常への戻り時間だ。山岳走行に備えて約42kmの一般道を走った。一般的な乗用車と比べると前へ出る感覚は劣るが、ピックアップとしては十分だ。予想より車内は静かに感じられ、ハーマンのオーディオ採用も利点だ。高音域が澄んで聞こえ、どの帯域も突出せず調和のとれた音響で、どのジャンルにも合う。
室内空間や利便性はピックアップとは思えないほど充実している。ハニカム形状の空調吹出口、車内の取っ手に施された独特のパターンがインテリアの格を上げる。助手席前方には小さな収納スペースがあり、ウェットティッシュやカード、携帯電話などを入れられる。ワイヤレス充電器、カップホルダー、運転席と助手席の間のコンソールテーブルなど、利便性は幅広い。

◇ 山岳走行は軽々と、キャンプはロマンチックに
山岳オフロードコースに入ると、まるで映画『ジュマンジ』の主人公になったかのような感覚に襲われる。大量の雨でぬかるんだ道も軽々と進む。体感で約30度の泥の丘もエクストレックモードを使えば力強く突破できる。そこにグラウンドビューとサラウンドビュー・モニターが加わることで、不規則な山岳地形も恐れる必要がなくなる。大きな車の運転に不安があるユーザーでも速やかに適応できる支援機能だ。キャンプ好きなら、重いキャンプ用品を積んで山の中腹にあるキャンプ場へ上がる際にも不安はないと最初に感じるだろう。

躍動的な一日の締めは、西海が一望できるオトキャンプ場、ウオンドルだ。波の音を聞きながら眠れる海辺のキャンプはロマンそのものだ。ここでキャンプ用品一式が基本提供される点は大きな魅力だ。テント設営の手間がないため、雪や雨の日でもただ楽しめばいい。雨音を聞きながら眠り、波の音で目覚める朝はキャンプ好きに歓迎されるだろう。実際、この日の気温は18度で5月にしてはやや肌寒かったが、電気毛布やテント内の調理器具、空間が適切に整えられており、夜を快適に過ごせた。海辺のすぐ前には子ども向け遊具があり、砂遊びセット・ボードゲーム・ハンモックなどの追加貸出も可能で、家族連れ旅行者にも楽しめる時間を提供する。













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