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【マイデイリー = イ・ジヘ記者】「エバーランドに行こうか?」
毎年この時期、屋外で過ごすのに最適な季節になると、まず思い浮かぶのがエバーランドだ。今春は猛獣の生息地『サファリワールド』の全面リニューアル、カナダのエロワーズ・サーカス来演、スペシャルな花火とドローンショーといった新しい見どころがそろっている。
今月、サファリワールドが約1年ぶりに再開した。1976年のエバーランド(当時は自然農園)開園以来の代表的なヘリテージ施設で、これまで約9000万人が訪れている。リニューアルを経たサファリワールドは、動物福祉と来園者の体験を同時に高める生態空間へと生まれ変わった。

もっとも目立つのは、生息地ごとにテーマを設け直した空間の演出だ。ライオンが暮らす「サバンナ草原」、トラが生息する「捕食者の森」、ヒグマのための「北方の森」など、各動物の自然環境をモチーフにした放飼場を整備した。
探検用の車両も刷新された。従来のトラムから環境に配慮したEVバスに置き換え、騒音や振動が抑えられて快適性が向上している。EVバスの外観はライオン、トラ、ツキノワグマの3種の動物をモチーフにデザインされ、乗車前からフォトスポットになっている。
バスに乗るときに悩むのは、左側か右側かという席選びだ。結論を言うと、右側が正解だ。通常は運転手側の左が好まれることが多いが、サファリワールドの動線に沿って大きく回る際、動物の多くはバスの右側に出やすい。高所で見下ろすのを好むライオンや、上海から来たトラの夫婦テホとゴンゴンなどがその例だ。
今回の改修では滝や池、樹木、行動豊化(エンリッチメント)設備を大幅に拡張し、動物たちの自然な行動が一段と引き出されるようになった。森や滝、草原、池を巡る楽しみも増えた。待機導線にはエバーランド名誉ジュキーパーのシン・スソン作家による動物画を用いたサファリアートワークが展示され、実物大の大型動物グラフィックが随所に配置されている。

異色の目玉として、カナダの三大サーカスの一つ、エロワーズが上演する公演『ウィングス・オブ・メモリー』も見逃せない。今月から1日2回、屋内のグランドステージで上演中だ。『シルク・ドゥ・ソレイユ』出身のクリエイティブディレクターや曲芸デザイナー、サーカスコーチら約20人の制作陣が来韓し、制作に直接参加している。
公演は演劇的要素とサーカスの境界を繊細に行き来する作りだ。空を舞う白鳥パペットや可動式の船などの新しい舞台装置に、プロジェクションマッピング、アイスフォグ、4Kプロジェクターなどの最新マルチメディア機材を組み合わせる。少女主人公イ・エルが森で神秘的な白鳥と精霊に出会い、魔法の世界へ旅立つ物語を描く。アクロバット、ダンス、映像、音楽、特殊効果が一体となって約40分間続く。
コントーション、エアリアルポール、ロシアンスイングなど、7種類の高難度パフォーマンスが観客にスリルと感動を与える。新たな舞台装置やプロジェクション、アイスフォグ、4Kプロジェクターなどが幻想性を際立たせる。約1000席の専用屋内劇場で上演され、エバーランドのモバイルアプリ「スマート列に並ぶ」で当日観覧の申し込みが必要だ。席は中央寄りが見やすく、やや舞台から離れた中央を選ぶのが薦めだ。

帰宅を急がなくてよいなら、あるいは帰宅時間を遅らせられるなら、毎晩エバーランドのフィナーレを飾るスペシャル花火ショー『光の守護者たち』をフォーシーズンズガーデンで見ることを勧める。2025 APEC首脳会議の文化公演や2018年平昌冬季五輪の開会式演出を手掛けたヤン・ジョンウン監督が総演出を務め、歌手10CMのクォン・ジョンヨルがテーマ曲のボーカルを、俳優イ・サンユンがオープニングナレーションを担当している。
チェコ・プラハのメトロポリタン管弦楽団が現地でライヴ録音したテーマ曲がイマーシブサウンドシステムで流れる中、数千発の花火と国内初の大型オブジェドローン群飛行、3D立体映像、レーザーマッピング、特殊効果が融合した約20分のマルチメディアショーが展開される。

この時期、エバーランドは花見スポットとしても定評がある。今月までチューリップ祭が開催され、チューリップ、スイセン、ムスカリなど100種以上、約120万本が用意されている。大画面LEDと実際の花壇が連続する「チューリップ・インフィニティ・ガーデン」や、英国出身のインスタレーション作家ブルース・モンローとの協働による夜間ガーデンライティングなど、昼夜で異なる見どころが楽しめる。チューリップ祭の後は5月に名物のバラ祭が続く。











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