【アンカー】最近、地下鉄は音のない戦場のようだ。ある人は「暑い」と訴え、別の人は「寒い」と訴える。地下鉄への苦情の80%が車内温度の問題だ。イ・ジヒョン記者が現場を取材した。 【記者】列車から次々と乗客があふれている。通勤時間帯の高い混雑の中、車内の温度と乗客のストレスも連動して上下する。暑さ本番になると「エアコンをもっと強くしてほしい」という苦情が殺到する一方で、「寒い」という声も相次ぐ。 「ハン・ジャンユル/ソウル市永登浦区」 「時には寒くて、時にはちょっと弱い感じだ。あまり暑くしてもいけないし、寒くてもいけない。人によって違うから。」 ソウル地下鉄に寄せられる苦情は年間101万件を超え、そのうち78%が「寒い」「暑い」といった冷暖房問題だ。単なる愚痴にとどまらず、列車を止めるといった脅迫めいた発言まで飛び出すこともある。 「チョ・ボンギュ/ソウル交通公社車両製作課」 「非常ブレーキを引いて列車を止める、冷房を入れないならそうする、といった安全を脅かすような苦情も寄せられている。」 すべての要求に応えるのは難しいが、そもそも列車の温度は運転士の裁量外だ。車庫を出る前に設定された温度に合わせてエアコンが自動で稼働するため、走行中に特定の客室だけの温度を変えるのは難しい。 絶え間ない苦情を受けて、列車にもAI技術が導入されることになった。混雑度データを活用して温度を調整する仕組みだ。これまで蓄積された数十万件のデータを基に、時間帯や区間ごとの乗客の不快度を予測し、混雑区間に入る前に自動で温度を下げる。人が密集する時だけ先手を打って冷房を強めるため、従来よりエネルギーを節約できる見込みだ。 ソウル交通公社は4号線の新車から試験運用を開始し、今夏を越えて効果を検証した上で、効果に応じて他線にも拡大する計画だ。 聯合ニュースTV イ・ジヒョンだ。 【映像取材 チャン・ジュンファン】 【映像編集 キム・チャン】聯合ニュースTV 記事に関する問い合わせ及び情報提供:カカオトーク/ライン jebo23 イ・ジヒョン(ji@yna.co.kr)
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