社会関係網サービス(SNS)上で「ユンオゲイン」と叫ぶ若い女性の映像や画像が人工知能(AI)で生成されたものだと判明し、論争になっている。
最近、あるオンラインコミュニティに「極右SNS AI操作衝撃近況」というタイトルの投稿が上がった。
その投稿の中で「OOジョア」というニックネームのSNSアカウントは、一見すると20代の女性が運営しているように見えたが、ユーザーの間で疑問が続いていた。論争が拡大するとアカウント主は自分が男性であることを明かした。
アカウント主は「ある時点から正直に話すべきだったが、タイミングを逃した。驚いたり裏切られたと感じる人には謝る以外に弁解の余地はない。申し訳ない」と述べた。現在、そのアカウントは削除されている。
また、一部のアカウントではスチュワーデスの写真を無断流用し、「ユン오ゲイン。私たちがいます。ユン・ソクヨル大統領を尊敬し、愛しています」といった文言を投稿した事例も確認された。これに対しあるスチュワーデスは「政治問題に写真を流用されるなんて、あまりにも理不尽だ。警察に行く。写真の無断使用が犯罪だと知らないのか?政治的信念は一人で抱えてほしい」と怒りをあらわにした。
支持者のオンライン活動を追跡してきた盧武鉉財団の理事、ファン・ヒドゥは、若い女性を名乗る極右の「有名」アカウントの正体が結局明らかになったとし、「問題はAI技術が人間の目だけでは本物と偽物を見分けにくいレベルに達している点だ」と指摘した。
さらに、「単なる技術問題ではなく、人間の『認知過程』を攻撃する認知戦の典型例だ。画像を使えば政治に関心が薄い利用者もアルゴリズムを通じて自然にコンテンツに接触する。過激な政治メッセージの拡散に利用される構造だ」と説明した。
米国でも、MAGA(アメリカを再び偉大に)運動のアイコンとして知られていたエミリー・ハートがAIで作られた仮想の人物だったことが明らかになり、論争になった例がある。
ますます区別が難しくなってきた...日常にも浸透したAIコンテンツ
最近、SNSには「野球場の中継画面に映る美しい女性」というタイトルの動画が投稿され、話題になった。映像の女性は体のラインが分かる白いトップスとジーンズを着て足を組み、試合に集中している様子だった。
特に画面上部には「SBSスポーツ」「ハンファ vs ドゥサン」といった中継用のグラフィックが挿入されており、多くの人が実際の試合映像だと受け取った。
しかし、野球ファンが映像の矛盾を見つけた。映像にはチョ・インソンとキム・ソヒョンが同じ試合に出場していると表示されていたが、チョ・インソンは1998年にLGツインズに入団し2017年に引退している一方、キム・ソヒョンは2023年にハンファに入団した選手であり、時期的に両者が実際の試合で対戦することはありえない。こうして映像が偽物であることが明らかになった。
このようにAI技術の急速な進展により、実物と見分けがつかない画像や映像がオンライン上で拡散されており、利用者の注意が求められている。
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