
フランス・パリのセーヌ川沿いに、1994年に起きたルワンダ大虐殺の犠牲者を追悼する碑が建立された。二基の黒い青銅製の碑で、虐殺で命を奪われた数十万人を弔う文言が刻まれている。エマニュエル・マクロン大統領とポール・カガメ・ルワンダ大統領は2日(現地時間)、セーヌ川沿いで行われたツチ族への集団虐殺の犠牲者を追悼する碑の除幕式にともに出席した。
カガメ大統領は、フランスが自らの役割を認めるまでにあまりにも時間がかかったと述べつつも、真実を正す点でフランスほど踏み込んだ国はないと指摘し、両国は真実の追及を続けるだろうと強調した。
ルワンダでは1994年4月6日、多数派フツ族出身の大統領の専用機が撃墜され死亡した後、翌日から約100日間にわたり、少数派ツチ族とそれに同調した一部のフツ族が無差別に虐殺された。当時の犠牲者は最大で80万人に達するとされる。
その後、ルワンダ側は、当時現地に駐留していたフランス軍が虐殺の加害者に武器を供給し、逃亡を助けたことで一部がフランスに定住できたと主張し、フランスの責任を一貫して問い続けてきた。

フランスはこれまで虐殺幇助や責任を否定してきたが、マクロン大統領の下で姿勢が変わった。2019年5月、フランスに過ちがなかったか洗い直すとして真相調査委員会を設置した。
真相調査委員会は2021年、フランソワ・ミッテラン政権(1981~1995年)が人種差別的な虐殺を助長した勢力に関与しており、虐殺を止めるための十分な努力を怠るなど深刻な責任があると結論づけた。そしてフランスはルワンダ大虐殺を高校の教育課程に組み入れた。













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