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「精神的拷問」亡命生活の苦悩とは――天安門事件の象徴・ウーアルカイシが語る帰国の望み

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1989年に中国・天安門の民主化運動を率いた代表的な学生指導者、ウーアルカイシ(吾爾開希、58)が6月3日、東京・外国特派員協会で記者会見を行っている。/チェ・ヨンジェ 東京特派員

ウーアルカイシ(吾爾開希、58)は、1989年の天安門民主化運動を率いた代表的な学生指導者の一人だ。新疆ウイグル出身で、当時は北京師範大学の学生。天安門広場での民主化デモの中核を担い、中国共産党の一党支配下で政治改革や報道の自由、汚職撲滅を求めた学生運動の象徴的存在と見なされている。

特に1989年5月には人民大会堂で当時の首相、李鵬(リー・ポン)と公開で面談し、一躍全国的に名を知られるようになった。断食闘争中に病衣の姿で現れ中国指導部を正面から批判する場面は、海外メディアを通じて世界に報じられた。その後、王丹(ワン・ダン)や柴玲(チャイ・リン)らと並び、いわゆる天安門世代を代表する顔ぶれとなった。

しかし同年6月に中国政府がデモを武力で弾圧すると状況は一変する。ウーアルカイシは中国公安当局の指名手配対象となり、いわゆる「イエローバード作戦(Operation Yellowbird)」と呼ばれる秘密の脱出ルートを経て香港を経由しフランスへ亡命した。その後は台湾に落ち着き、中国の民主化運動を継続している。現在は台湾民主中国協会(Taiwan Association for Democracy in China)の会長を務め、中国の人権問題や民主化の必要性を国際社会に訴え続けている。

ウーアルカイシは度重なる帰国試みを行ったがいずれも叶わなかった。2010年には東京の中国大使館に入り、自らの中国への送還を求めたとして日本の警察に一時拘束されたこともある。当時は「故郷に帰る権利を与えてほしい」と公然と帰国の意思を示していた。

ウーアルカイシはこの日の記者会見でも亡命生活の苦悩を語った。亡命は「常に精神的・霊的な拷問のようなものだ」と述べ、父の死に際しても中国に戻れず最後の別れさえできなかったと明かした。37年が過ぎても故郷に戻りたいという思いは変わらないと語り、中国の民主化は依然として果たされていない課題だと強調した。

개발기획팀
editor@tenbizt.com

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