
マルコ・ルビオ米国国務長官がキューバを米国の国家安全保障上の脅威と位置づけ、強硬な発言を続けると、キューバ政府は「嘘だ」と反論した。キューバの元指導者ラウル・カストロが米国で起訴された直後で、両国間の緊張は急速に高まっている。
22日(現地時間)、BBCニュースの報道によれば、ルビオ長官は記者団に対し「キューバとの関係では外交的解決が依然として我々の第一の選択だ」と述べつつも、「現状を踏まえると外交的解決の見込みは高くない」と語った。
さらに、キューバを「この地域でテロを最も積極的に支援する国の一つだ」と非難し、米国の安全に対する脅威だと主張した。
これに対し、キューバのロドリゲス外相はソーシャルメディアXで「キューバが米国に脅威を与えたことはない」と表明し、ルビオ長官の発言を「嘘だ」と突っぱねた。さらに、米政府がキューバを「無慈悲かつ体系的に攻撃している」と非難した。
今回の対立は、1996年にキューバの戦闘機が関与した民間旅客機撃墜事件に関連して、ラウル・カストロ前大統領が殺人容疑で米国に起訴されたことを受けて本格化した。
この日、記者団がカストロ前大統領を米国へ連行して裁判にかける計画があるかを問うと、ルビオ長官は「もし我々が彼を連行するつもりなら、計画をなぜメディアに明かすのか」と答えた。
米司法省のトッド・ブランチ法務長官代行は「彼は自発的に、あるいは別の方法で米国に出頭すると期待している」と述べた。
トランプ米大統領もキューバへの圧力を強めた。ホワイトハウスで記者団に対し、トランプ氏は「キューバは失敗した国だ」と述べ、「我々の政権は人道的観点からキューバを支援しようと努めている」と語った。
また「他の大統領たちは何十年もこの問題を議論してきたが、今では私が直接解決することになったようだ」と述べた。
現在、キューバは米国の制裁や石油封鎖の影響で深刻な燃料不足や食料不足、長期停電に苦しんでいる。ルビオ長官は、米国が提案した1億ドル規模の人道支援をキューバ側が受け入れたと述べた。
一方、ルビオ長官は、キューバ軍系大企業の幹部の妹であるアディス・ラストレス・モレラがフロリダで逮捕されたと明らかにした。モレラは米国内で「ハバナの共産政権を支援した」とされ、現在追放手続きが進められているという。













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