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国会の政治改革特別委員会(政改特委)が地方選に適用する選挙区の画定論議を本格化させる中、政治界の内外では人口基準だけで選挙区を分けるべきでないという指摘が出ている。国土の面積や交通条件など多様な要素を考慮し、地域の実情に即した方策が求められている。
20日、政治界によると、国会の政改特委は23日に公職選挙法および地方選挙区制改編の審査小委を開き、関連法案の審議に着手する予定だ。6月3日の地方選が約70日余りに迫っているため、法案審査と選挙区画定の作業を急ぐ方針だ。
公職選挙法では選挙区の画定は選挙の180日前までに確定しなければならない。全北道議会の選挙区が人口偏差の上下50%基準に違反して憲法裁判所が憲法不合致の判断を示し、今年2月19日までに再画定を命じられたが、この期限は過ぎている。他の一部地方議会も人口基準を満たしておらず再画定が必要だ。しかし政改特委は1月13日の初会合以降、選挙区画定に関する法案を上程できていない。中央選挙管理委員会は地方選の円滑な運営のため、遅くとも来月17日までに国会本会議で関連法案の処理を行ってほしいと要請している。
これにより国会は来月17日を目標に法案処理を急ぐ見通しだ。ただし時間的余裕が限られるため、利害関係をバランスよく反映するには限界があるとの見方が強い。現在、祖国革新党・進歩党・基本所得党・社会民主党などの進歩系野党4党は、3~5人の中選挙区制や比例代表定数の拡大などを主張している。ここに全南・光州の行政統合による統合特別市議会の議員定数問題も争点として浮上しており、進歩系野党4党は統合特別市議会にも中選挙区制を導入すべきだと主張している。
特に政治界の内外からは、選挙区画定の基準に人口偏差以外の面積や交通条件など多様な要素を併せて考慮すべきだという声が強まっている。金泰欽・忠南道知事は19日にSNSで「忠南の金山郡・瑞川郡・泰安郡の道議員定数を従来の2名から1名に減らそうとする試みを即刻中止せよ」と訴え、「このような試みは忠南の現実と特性を無視した無責任な行為だ。単に人口の数だけで判断する問題ではない。金山、瑞川、泰安のような地域は広大な面積に生活圏が分散しており、交通条件は劣悪で高齢化も進んでいる」と指摘した。
実際、英国、デンマーク、ノルウェー、カナダなど主要国では人口以外の要素も反映している。英国では選挙区の面積が1200㎢を超える場合、人口基準の適用を例外とし、最大で1300㎢を超えないようにしている。カナダでも人口密度が低い選挙区については人口偏差基準の適用を例外としている。
金基哲・江原道議員(旌善)は「人口だけでなく面積や生活圏単位まで反映して選挙区を画定すべきだ」と主張し、「旌善は地域が広く、住民の声を聞くための移動に1時間以上かかる。かつては1日に5件処理していた民情相談が今は2〜3件に減っている」と説明した。続けて「選挙区画定は遅くとも選挙60日前までに完了させ、地域の現実を十分に反映しなければならない」と強調した。先の2022年地方選では、江原道議員(旌善)の定数が人口減少を理由に2名から1名に削減されたことがある。
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