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▲ エンミックス5枚目のミニアルバム『ヘビ・セレナーデ』コンセプト写真。提供|JYPエンターテインメント
【スポーティビニュース=洪恵敏記者】 グループ・エンミックス(NMIXX)は「ブルー・バレンタイン」に続き、新曲『ヘビ・セレナーデ』も連続ヒットを記録し、チームのアイデンティティと大衆性を同時に確立した。デビュー当初は実験的だとして賛否が分かれたが、今では独自の色を説得力をもって築き、K-POP市場で存在感を強めている。
エンミックスは先月11日、5枚目のミニアルバム『ヘビ・セレナーデ(Heavy Serenade)』を発売し、同名のタイトル曲で活動を開始した。『ヘビ・セレナーデ』はトランス、アシッド、ドラムンベースなど多彩なエレクトロニック要素を組み合わせた「ミックスポップ」基調の楽曲で、確信に満ちた深い愛情をエンミックス特有の立体的なサウンドで描いている。
『ヘビ・セレナーデ』は発売当日午後7時時点でメロン「TOP100」に60位で入り、12日午前0時時点には16位まで急上昇した。5時間で40位以上ジャンプするなど急激な人気上昇を示し、音源配信から10日が経過した今も人気は安定している。メロン「TOP100」チャートで10位圏を維持し、着実に支持を集めている。
今回の成果はエンミックスにとって一層意味深い。昨年10月に発表した初の正規アルバムのタイトル曲『ブルー・バレンタイン』でデビュー初のメロン日間チャート1位を獲得し、いわゆるキャリアハイを記録した彼らは、音楽番組10冠、主要音源チャートの首位、音楽番組グランドスラムも達成し、デビューから約3年で本格的な全盛期に入ったといえる。最高の成果を挙げたぶん後続作へのプレッシャーは大きかったが、エンミックスは再び好成績を残し、立場を改めて固めた。
何より注目されるのは音楽的アイデンティティの確立だ。エンミックスはデビュー当初から、異なるジャンルを一曲に混ぜ込む「ミックスポップ」を核のアイデンティティに据えてきた。初期は実験性が強く難解だという反応も少なくなかったが、『ブルー・バレンタイン』を契機にミックスポップに精緻さが加わり始めた。ジャンル同士の衝突から生まれる新鮮さを保ちつつ、リスナーが自然に没入できるメロディと感情の起伏を取り入れ、グループの色と大衆性の均衡点を見いだしている。
『ヘビ・セレナーデ』はその延長線上にあり、エンミックスの音楽的進化をさらに鮮明に示す作品だ。『ブルー・バレンタイン』がミックスポップの大衆性の可能性を示したなら、『ヘビ・セレナーデ』は彼らの方向性を明確に説得する分岐点になった。過去のミックスポップが「ジャンル実験」そのものに重心を置いていたのに対し、最近のエンミックスは物語と感情の流れの中で異なるジャンルを自然に溶け込ませ、自分たちの文法を構築している。
この歩みは、大衆性を得るために路線を変えるのではなく、アイデンティティをさらに精密に磨くことで突破口を見つけた点で意義が大きい。方向性が定まったエンミックスのミックスポップは、今やK-POP市場で彼らだけが持つ差別化された武器になっている。
前回のカムバック時、エンミックスは今回のカムバックで最も達成したい目標として「エンミックスの成長とスペクトラムには限界がないことを証明する」ことを掲げていた。『ブルー・バレンタイン』に続き『ヘビ・セレナーデ』で音楽のスペクトラムを示し、音楽色を刻印した彼らには、今後の成長曲線への期待が一層高まっている。













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