現代ロテムがフィジカルAIを基盤とする無人ロボットの国策研究開発課題2件を同時に受注し、次世代の防衛技術確保が加速している。
現代ロテムは26日、国防科学研究所(ADD)が主管する研究開発課題の実施機関に最終選定されたと発表した。
今回確保した課題は、▲自然言語命令基盤の異種・多機種無人ロボット統合管制システムの開発 ▲フィジカルAI基盤の統合シミュレータおよびモジュール式無人ロボットプラットフォームの開発である。
第一の課題は、指揮官の自然言語命令をAIが理解し、異なる種類の無人プラットフォームを同時に制御する技術を確立すること。第二の課題は、デジタルツインとエッジAIを組み合わせて実運用に近い無人システムプラットフォームを構築することである。現代ロテムは自社開発の多目的無人車両「HR-シェルパ(Sherpa)」と多足歩行プラットフォームへの該当技術適用を進める計画である。

防衛産業界が今回の受注を単なる研究開発成果以上のものと見なす理由は明白だ。グローバルな防衛市場の重心が、プラットフォーム(ハードウェア)競争からAIを軸とした有人・無人の複合戦場(ソフトウェア)競争へ急速に移っているからである。
現代自動車グループの財務・戦略畑出身のイ・ヨンベ社長は、現代証券の代表を経て2020年から現代ロテムを率いている。就任以降、慢性的な赤字体質を改善し、近年はK2輸出やAI・無人システム・宇宙事業の拡大を主導してきた。今回の受注はイ社長が進めてきた未来防衛戦略の延長線上にあると解される。
現代ロテム関係者は「国家安全と国民の安全のためにフィジカルAI技術の高度化に注力している」と述べ、「有人・無人の複合武器体系の開発を通じて未来の戦場環境を牽引していく」と語った.













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