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週末の午前にもかかわらず、予約の問い合わせの電話が途切れない。
17日午前11時、ソウル汝矣島のIFCモール内にあるCJフードビルのイタリアンビストロ、オリペペ汝矣島店で出会った店舗関係者はそう語った。店内に入るとまず入口左手の大型石窯が目に入る。スタッフは生地を手で伸ばし、ピザを焼くのに忙しく、焼きたてのパンとチーズの香りが店内に満ちていた。
CJフードビルが先月30日にオープンしたオリペペ汝矣島店は、開店前から予約需要が殺到した。事前予約には約2000人が申し込み、5月連休の主要時間帯の予約は早々に埋まった。この日も昼どきが近づくにつれて店舗前に待ち客が次々と増えていった。
約120坪、150席の店舗はイタリアの広場を意味する「ピアッツァ」をモチーフに設計されている。中央ホールを中心に席が広く配置され、オープンキッチンと石窯を前面に据えてピザができる過程を間近で見られるようにしている。窓際席や石窯前の席が先に埋まる光景も目立った。
店の奥には8人用の個室が2室あり、間の壁を開ければ一つの空間として使える設計になっている。家族の集まりや団体の食事需要にも対応しているという。
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オリペペの看板メニューは石窯ピザだ。イタリア産カプート小麦粉を使い、生地は毎日店内で手作りしている。シグネチャーメニューの「オリ・オリベ」は店内注文の比率が高く、店舗側は週末のピーク時で2分に1枚のペースで売れていると話す。
実際に味わった「オリ・オリベ」は生地が薄めだが中心部はほどよくしっとりしている。オリーブの風味とチーズの塩気が強すぎずに調和し、石窯特有の火の香りも感じられた。
最近メニューに加わった「コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ」も試した。豚の骨付きロースを薄く伸ばして揚げたミラノ風のカツレツで、外側はカリッとしつつ中は比較的柔らかい。添えられたイタリア風の野菜料理カポナータの酸味が脂っこさを和らげる印象だ。
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店内のあちこちで食前酒やワインを楽しむ客の姿が目立った。IFCモールの商圏特性を踏まえ、従来の地域別ワインに加えてプレミアムワインやノンアルコールワインのラインナップも用意しているという。
インテリアはイタリア現地の雰囲気を再現することに重点を置いている。暖色系の照明やテラコッタ系の素材、ヨーロッパの路地を想起させるタイル装飾が随所に配され、石窯を核とした動線のおかげで厨房とホールの動きが一目で把握できる。
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この日はIFCモールを訪れた買い物客や家族連れ、カップルが自然に混在していた。家族と来店したという30代の会社員キム氏は、買い物の合間に立ち寄ったが内装は想像より落ち着いており、空間も広くゆったり食事できると話す。石窯のすぐ前でピザが作られる様子を見る楽しさがあり、料理全体が重たくなく週末のブランチには向いていると感じたという。
一方、オリペペは光化門1号店に続き汝矣島店までの累計来店者数が5万5000人を記録した。CJフードビルの関係者は、オリペペが石窯ピザとワインのペアリングを軸に空間体験を強化していると述べた。

















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