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論争の食材「パクチー」をテーマにしたポップアップストアが25日、ソウル・北加佐洞のカフェで開かれた。
開店の午前11時から、店頭にはオープンランを狙う来場者の長い列ができた。イベントにはパクチー愛好者だけでなく、パクチーをあまり好まない人も訪れ、それぞれの反応を示していた。



自らを「超コス(パクチー熱狂者)」と名乗るユ・ウンソル(32)は、ベトナム旅行で買ったパクチー柄のTシャツを着て会場を訪れた。普段から料理にパクチーを添えるだけでなく、生で食べたりキムチに漬けたりもするという。ユは「パクチーの苗を自分で育てようとしたこともある」と語り、パクチーへの愛着を示した。
「職場のパクチー好きの同僚と『コチンジャたち(パクチーに夢中な人たち)』というグループを作っていて、今回のポップアップ情報も共有した」とも話した。


オンライン上で食の嗜好を共有し、面識のない相手と共感を形成する文化はすでに一つのトレンドとして定着している。2017年に話題になったFacebookページ「オシルモ(キュウリ嫌いの人たちの集まり)」や、2021年にネット上を騒がせた「ミントチョコ論争」がその代表例だ。
今回のパクチーポップアップも同様の文脈で注目を集めた。パクチーに対する好みを越えて、不特定多数と緩やかに連帯し、関連グッズの消費を通じて自分の嗜好を可視化しようとするMZ世代の欲求が交差する場になっていた。
恋人のペ・ジホ(30)とともに来場したソン・アリム(31)は「ベトナム旅行で初めてパクチーに触れて好きになった。普段はスーパーでパクチーを買ってタコスと一緒に食べる」と話す。「普段は嗜好を前面に出すタイプではないが、今回はパクチーの帽子を買ってみようと思う」と付け加えた。


今回のイベントでは、パクチーへの好みを単純な好き嫌いで分けるのではなく、「超コス―コス―中コス―ハス(パクチーを好まない)」と細分化し、参加の敷居を下げた。強い嗜好の持ち主だけでなく、これからパクチーに親しむ段階の人も楽しめるよう工夫している。
「中コス(ややパクチーが好き)」のユン・ヨウル(34)と一緒に訪れたチョ・スア(27)は、自分を「ハス(パクチーを好きではない)」だと位置付けた。ユンは「料理を注文する前に、どの程度までなら食べられるかを事前に合意した」と話し、チョは「香りが強くないメニューなら挑戦できるかもしれない」と述べた。
イベントを企画したインフルエンサーのナブンは「企画者3人もそれぞれパクチーの好みが違う」として、「私は『超コス』だが、ヨオニは『ハス』、イ・ハヨンは『コス』」と紹介した。続けて「パクチーへの好みは単なる好き嫌いではなく、『どれだけ楽しめるか』の度合いで見る方が適切だと考えた」と説明した。

26日までの2日間開催の今回のイベントでは、パクチーを使った飲食メニューやデザートを味わえるほか、パクチーのTシャツや帽子、ポストカードなど関連グッズも販売される。













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