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| ルシ / 写真=ミスティックストーリー提供 |
【スポーツトゥデイ ユン・ヘヨン記者】 デビュー後初めてKSPO DOMEに乗り込んだバンド、ルシが、総力を注いだ歴史的な公演をやり遂げた。
ルシ(シン・イェチャン、チェ・サンヨプ、チョ・ウォンサン、シン・クァンイル)は17日、ソウル・ソンパ区オリンピック公園のKSPO DOME(旧体操競技場)で、単独コンサート「2026 LUCY 9TH CONCERT ISLAND」(以下「ISLAND」)の最終日2回公演を行った。
今回の公演はルシにとって初のKSPO DOME公演だった。ブルースクエア・マスターカードホールから始まり、チャンチュン体育館、チケットリンク・ライブアリーナへと公演規模を段階的に拡大してきたルシは、本コンサートまでの8回すべてを超高速で完売させ、強力なチケット・パワーを示した。同時に、久々の完全体での公演でもある。今年3月にメンバーのシン・クァンイルが除隊し、4人編成でKSPO DOMEに集結した。
「ISLAND」は、ルシの出発を告げた「LUCY ISLAND」とつながる物語を盛り込み、「散り散っていた花びらが再び島へ吹き寄せられ、僕らを光で染める」というメッセージを打ち出したコンサートだ。
当日は、最近リリースした正規2集『Childish』のタイトル曲「全体観覧可」をはじめ、「発芽」「カメレオン」「開花(Flowering)」「いや、でも本当に」「死なない騎士と絹のゆりかご」などの代表曲を通じ、幅広い音楽的スペクトラムと華やかなバンド・パフォーマンスを最大限に展開するスケールで観客を圧倒した。
チェ・サンヨプは高音域の澄んだ歌声を披露して驚きを与え、チョ・ウォンサンはぐるぐる回りながらベースを弾く持ち味を発揮した。シン・イェチャンとシン・クァンイルも熱のこもった演奏で観客を引き込んだ。
観客は熱い歓声で公演を楽しんだ。チェ・サンヨプは「昨日に続く今日の幕コンは確かに違う。幕コンならではの高揚感がいい。最初の曲から湧き上がる興奮を抑えきれず、これが俺たちが今まで走ってきた理由だと思った。俺たちも最後に何ができるか見せる」と語った。
続けて「幕コンだから時間に縛られない。どうせ家に早く帰っても寝る時間は同じだ。夜は長い。昨日は3時間半だったが、今日は4時間いけるかな」と意気込みを見せた。
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| ルシ シン・イェチャン、チェ・サンヨプ、チョ・ウォンサン、シン・クァンイル / 写真=ミスティックストーリー提供 |
メンバーのソロステージもセットリストに含まれた。シン・クァンイルは「구구절절(九九絶句)」でドラム席を離れ、両足でステージを駆け回りながら歌唱力を見せた。シン・イェチャンはギターを置き「Little Star」を歌って甘いムードを作り、チョ・ウォンサンはスーツ姿で登場してスタンディングマイク前で「Porch Light」を歌った。チェ・サンヨプはスポーティーな衣装で「小さな星」を披露し、エネルギッシュなステージを作り上げた。
多彩な演出が公演の没入感を高めた。いくつかのステージではスクリーンに歌詞を表示して観客の合唱を促し、メインステージ背後の大型スクリーンは4分割で各メンバーの顔を大きく映して観覧の利便性を高めた。
ステージ構成も観客寄りに作られ、反応を引き出した。突き出したステージ部分がテトリスのブロックのように開いてリフトされる独特の演出や、通常は本ステージに固定されているドラムがドラムカーのように舞台ごと移動して突出する仕掛けなどが目を引いた。
さらにメンバーは頻繁にトークで観客とやり取りし、場を盛り上げた。例えば「夜明けの時」のステージ後、チョ・ウォンサンが「『夜明けの時』はOSTだから1番しかないが、このコンサートでは2番を聴ける」と話すと、シン・イェチャンが「実は裏話があって、俺たちの曲にしたらいいと思ってOSTにしないでくれと言った」と明かした。チョ・ウォンサンは「この曲はOSTじゃないと無理だ。歌がとても難しい。これで活動していたら大変だっただろう」と語り、シン・イェチャンは「俺が大変ってわけじゃないから大丈夫」と応じた。
会話を聞いていたチェ・サンヨプが「次は5分のバイオリンソロはどうだ」と提案すると、シン・イェチャンは「バイオリンソロは退屈だ」と言い、退屈だという声が上がると「ほかにも聞いてみる」と返した。メンバーは観客に「ここに来た人たち、何てこと言ってるんだ。謝れ」と可愛らしく仕向ける場面もあった。
結局シン・イェチャンは「お母さん、お父さん、目を閉じてください」と言いながら愛嬌を見せ、続いてメンバーの愛嬌パレードが展開された。チェ・サンヨプは「お母さんとお父さん、いとこは目を閉じてください。俺はこういうのをやらされるタイプじゃない」と言いながら愛嬌を披露し、チョ・ウォンサンは「お母さんとお父さん以外はみんな目を閉じて。お母さん愛してる。お父さん愛してる。アイラブユー」とプロ級の愛嬌を見せた。
チェ・サンヨプは「それが人生の友だ。俺たちは見て学ばないといけない」と述べ、シン・クァンイルが30歳になり、自分たちも30歳になったことで「本来そうあってはいけないのに(愛嬌が)詰まる瞬間がある。そのたびにウォンサンを見て学ぶ。あれが初心だ」と語った。デビューから6年が経ち、6年前と今で大きく変わっていないと述べ、シン・イェチャンは「俺もデビュー当初はほぼ30歳だった。なら俺も初心ということだ」と応じて笑いを誘った。
シン・クァンイルの愛嬌も披露された。ファンの「シン・クァンイル」コールに対しシン・クァンイルは「愛嬌が見たかったんだな。言ってくれればよかったのに。ああ、言葉で言ったのか」と笑わせ、「中隊長と大隊長が来たから目を閉じてくれ」と愛嬌を見せた。
公演の終盤、メンバーは「拍手を送りたい。歴代級だった」とファンへの感謝を伝えた。チョ・ウォンサンは「幕コンまでぎっしり埋めてくれてありがとう」と挨拶した。
チェ・サンヨプは「今回のコンサートを見てわかったと思うが、本当に全てを注ぎ込んだ。見る暇もないほど注ぎ込んだので、視覚的な楽しみ、聴覚的な楽しみ、見逃すものはなかったはずだ。スタンディングも含めて皆が楽しんでくれて本当に感謝している」と語った。
【スポーツトゥデイ ユン・ヘヨン記者 ent@stoo.com]
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