【アンカー】 米国がイランとの戦闘に注ぎ込んでいる費用が1日あたり1兆5,000億ウォン(約1,500億円)に達するとする分析が示された。武器在庫が底を突き、韓半島のTHAAD用弾薬までも中東へ回されるなど、米軍の戦力の空白がアジアの安全保障の地勢を揺るがす可能性があるとの懸念が上がっている。オ・ジュヒョン記者が伝える。 【記者】 映像には、米海軍の誘導ミサイル駆逐艦からトマホークが発射される様子が映っている。1発あたりの価格は50億ウォン(約5億円)を超え、イランとの衝突以降、米国はこうした主要ミサイルを1,000発以上発射したとされる。 これまで米国が支出した戦費は280億ドルから350億ドル(約3.92兆円〜約4.90兆円)にのぼると推定され、1日あたりの平均戦費が1兆5,000億ウォン(約1,500億円)に相当すると分析されている。 米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は、イランで消費されたミサイルが米軍全体のトマホーク在庫の27%、パトリオットの3分の2、THAAD迎撃ミサイルは80%超に達したと推定している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは当局者を引用し、消費されたミサイル在庫を補充するのに最大6年かかると報じた。 米軍の武器在庫枯渇に伴う「安全保障の空白」への懸念は高まっている。実際、ジェイビア・ブランソン駐韓米軍司令官は最近の米上院公聴会で、韓半島にはTHAADシステム自体は残しているが、THAAD迎撃ミサイルは中東へ送っていると述べた。 「ジェイビア・ブランソン/駐韓米軍司令官(現地時間21日)」 「THAADシステム自体は移動させていない。したがってTHAADは依然として韓半島に残っている。現在、弾薬を送っているが…」 ニューヨーク・タイムズは、米国の国防力が中東に引き込まれる中で、特にアジアに駐留する米軍が最も大きな打撃を受けたと分析している。米国防総省は、中国による台湾侵攻を想定した既存の作戦計画の調整案についても協議していると伝えられている。 中東の火勢を抑えるために投入した天文学的な費用と兵器が、かえってアジア全域の抑止力を弱める「安全保障のブーメラン」となって返ってきているとの指摘がある。 連合ニュースTV、オ・ジュヒョンが伝える。 【映像編集 イ・イェリム】 【グラフィック イ・ウンビョル】 連合ニュースTV 記事に関する問い合わせ及び情報提供 : カカオトーク/ライン jebo23 オ・ジュヒョン(viva5@yna.co.kr)
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