
イ・ジェミョン大統領は20日、軍と科学技術の現場を相次いで訪れ、正常化メッセージを前面に打ち出した。裁判所が1審でユン・ソクヨル前大統領に対して無期懲役の判決を下した直後、軍の政治的中立性と研究開発(R&D)エコシステムの復元を同時に強調する象徴的な行動に出たのだ。
イ大統領はこの日午前、忠南の鶏龍台大演習場で行われた陸・海・空軍士官学校統合任官式に出席し、新任の将校たちに不法戒厳の残滓をきれいに清算し、本来の任務と役割に忠実な「大韓国軍」を作っていこうと訴えた。
彼は軍の過去の過ちを徹底的に反省し、絶縁して、ただ主権者である国民だけを見つめる真の「国民の軍隊」に生まれ変わらなければならないと強調し、国民への忠誠がそのまま国家への忠誠だと述べた。ユン前大統領の在任中の12・3非常戒厳に軍が動員された論争を念頭に置いた発言と解釈される。
イ大統領は同日午後、大田の韓国科学技術院(KAIST)本院で行われた学位授与式にも出席した。現職大統領のKAIST学位授与式出席は2024年2月のユン前大統領以来2年ぶりだ。
イ大統領は明るい笑顔で会場に入場し、卒業生たちと手を握り、一部とはハイタッチをしながら挨拶を交わした。2年前、ユン前大統領の祝辞の際に政府のR&D予算削減に抗議していた卒業生が警護要員によって強制退場させられたいわゆる「入틀막」事件が起こったことと対照的な場面だ。

イ大統領は祝辞で「韓国の厳しい歴史は挑戦と失敗の繰り返しの末に成し遂げた偉大な科学技術の成果で彩られている」と述べ、「半導体神話、IT革命、ディープテック創業に至るまでKAIST人の執拗な情熱と折れない勇気が今日の韓国を作った」と語った。
続けて「我が政府はR&D予算削減で崩れた研究エコシステムを復元することに全力を尽くしている」とし、「新進研究者たちが思う存分研究に専念できるよう基礎研究予算を17%以上大胆に増やした」と明らかにした。
さらに「実験室創業であれ、世の中がまだ想像できない未知の理論であれ関係ない」とし、「政府を信じて思う存分挑戦してほしい」と訴えた。イ大統領はKAISTの卒業生たちと共にセルフィーを撮った後、現場を退場した。













コメント 多くのニュース