
障害者入所者に性暴力を振るった容疑を受ける重度障害者居住施設「セクドンウォン」の施設長が拘束された。
ソウル中央地裁のナム・セジン令状担当部長裁判官は19日、施設長キム某氏に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行った後、「証拠隠滅と逃亡の恐れがある」として令状を発付した。
これは警察が昨年5月にセクドンウォン事件について立件前調査(内査)を開始してから約9ヶ月ぶりの身柄確保である。同年2月に被害者が「施設で性暴力があった」と初めて外部に明かしてから約1年ぶりでもある。
仁川江華郡に位置する重度障害者居住施設セクドンウォンの施設長であるキム氏は、生活指導などを口実に女性障害者と強制性交渉を持ったり、類似性行為を強要した容疑(性暴力処罰法上の障害者被保護者姦淫等・障害者福祉法上の暴行容疑)を受けている。警察はキム氏とセクドンウォン施設の従事者らが最低6人に犯行を行ったとみている。
令状実質審査でキム氏は自身の容疑を否認したとされる。しかし、警察が性暴行被害者3人と暴行被害者3人の産婦人科診療記録とキム氏が入所者を暴行する防犯カメラ映像を裁判所に提出すると、キム氏は暴行容疑のみ一部認めたという。
キム氏と共に障害者福祉法上の暴行容疑で拘束令状が請求された施設従事者A氏に対する令状は棄却された。ナム部長裁判官は「被疑者が事実関係をほとんど認めており、客観的証拠がほとんど収集されたとみられる」とし、「拘束事由と相当性を認めるのは難しい」と判断した。
警察がこの事件の犯行の頂点であるキム氏の身柄を確保したため、今後の捜査にも弾みがつくと予想される。警察は現在、キム氏らが障害者の分として出る補助金を流用した疑惑があるという状況も捉えている。警察関係者は「すべての疑惑を開いて検討している」と述べた。













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